「大黒柱が脳梗塞 経済的な困難に」 どんな時も主はよくしてくださる 思いを超えた主の助け・奇跡

  

  


 また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。ピリピ4:19(聖書)

■主人の仕事がなくなる

 2016年5月7日、くも膜下出血で脳梗塞となり主人は病に倒れました。
病気になる前は自営業で水道、ガスの配管工をしていました。
 ある時から景気が悪くなり、親会社から仕事をしてもお金をもらえない。仕事をしても入金がない。経済的に大変な状況となりました。そしてどんどん仕事も無くなりとても厳しい状態でした。
 これからどうすれば良いのか?教会で祈ってもらい私たちも仕事のために祈り続けていました。

■兄を通しての守り

 主人の兄も職種は違いますが、自営業で仕事をしています。兄から「一緒に仕事をするか?」と声をかけてもらっていましたが、自分で自由に仕事をしてきた主人はなかなか返事が出来ずにいました。
 また、同じ仕事仲間から「新しい仕事があるけどどうだ?」と誘われてもいました。
 教会の礼拝の中で、はっきりと神様から言葉が与えられました。
 「異邦人の道に進んではならない。」クリスチャンである兄と一緒に仕事をする事に決めました。兄はとても良くして下さり、給料もたくさん頂き経済は安定してきました。
 兄のところに行ったことを喜びはっきり私たちにわかるように教えて下さった神様に心から感謝しました。

■思いを超えた主のまもり

 しかし、しばらくして主人は病に倒れました。
 息子は働きだしたばかり、娘は高校三年生で進学したいと願っていましたので、これからどうなるんだぁーと思いました。
 しかし、主の守りは完全で主人の医療費・生活費は兄が今まで通りお給料として出すと言ってくれました。家族だから兄弟だからとしてもあの時兄と一緒に仕事をする事を選んでなければこの恵みは受けれなかったと思います。
 主人は自営業ですので加入しているのは国民健康保険です。長い期間仕事をしてもお金が入らない。
 親会社が破産して倒産する。結局お金をもらえないままでした。
そんな事が続き、一カ月の負担額の多い保険料はみるみる増え三百万円に。保険証も取られ何度も役所に出向き相談をしていました。
 ある時、役所から連絡がありました。色々調べ検討した結果、滞っている保険料はすべて無しチャラにします。
 未納分は0円にさせて頂きます。何がどうなったのか全くわかりませんでした。
それから半年ほどして主人は病に倒れました。未払いがあったら保険証も無いままで大変な事になっていました。
 神様はすごい!!私たちのすべてを知っておられました。

■主のタイミングは最善

 娘が高校を卒業する前に、自動車の免許を友達と一緒に取りに行きたいと言ってきました。  私は何とかなるだろうと安易に「いいよ。学校の友達と一緒に申し込みな。」と言ってしまいました。
 祈っていてもなかなか経済は満たされず、〆切が近づき、友達と約束している娘は、「友達に何て言えばいいの?お金がないなんて恥ずかしくて言えない!」と泣きながら私に訴えてきました。
 娘と自動車学校に行けるように。免許を取ったら車が与えられるように。ずっと祈てきましたが、何もしてあげれない現状をただ感謝するだけでした。
 一晩泣いた娘でしたが、次の朝、スッキリとした顔で、「お母さん、私自動車学校別に行かんでもいい。大学卒業して、就職してからでも神様の時に行けばいいや。」と言い、すべてを神様に委ね切った表情でした。
 その時家のチャイムが鳴り朝早くに主人の兄が訪ねて来ました。兄は封筒を差し出し、「サラ、免許を取りたいやろ?これで免許を取りに行け。」と三十万円娘に手渡しました。
 兄は娘の自動車学校の事は何も知りません。このタイミング。神様のすごさに娘は玄関先で感動し喜び泣き崩れました。
 私も震えがくるほどびっくりして神様のなさる事に涙し言葉が出ませんでしたが、兄が差し出したお金を見た時、「これもしかして車も来る!車も与えられる!!」と図々しいですが心の中で思いました。

■免許のお金も、そして車も

 娘は喜びながら自動車学校に通いました。そして、最後の本試験の前、主人のお姉さんから電話がありました。「サラ、私車二台持ってるから車あげる。」と言ってきました。「うそやろー!」と私たちは驚きました。
 私たちがずっと祈っていた通り自動車学校のお金が与えられ。免許が取れる前に車が与えられ何一つ遅れる事はありませんでした。
 一家の大黒柱が倒れる中にあっても足りない事は何一つ無く。むしろ豊かに神様は恵みを与えてくれています。
 そして主人は必ず完全にいやされると信じています。神様が備えて下さっている最善の計画の中、奇跡を体験した証人として家族で歩んで行きたいと願っています。すべての栄光は主に。

(み声新聞981号982号掲載)

 

                                            


 

   教会では問題のためにお祈りいたします。教会にお越しください。