糖尿病の病を通して、母が救われた!

失明の危機から守られ、血糖値が正常値までいやされた


 

 

母の病

私の母は5、6年前に糖尿病を患い、通院していました。
しかし、数年前から経済の事情で、病院に行けなくなっていました。
 そのため、糖尿がひどくなっているんじゃないか?と不安と恐れがあり、そして、病院へ行ける状況になっても、拒否するようになってしまいました。
 糖尿病は、病院へ行かないと怖い病気なので、行けるように妹たちと祈っていましたが、状況は変わりませんでした。

■「命が助かって良かったね」

 今年の7月、白馬キャンプ(白馬キャンプとは、毎年2月と7月に長野県のホテルグリーンプラザ白馬で、主の十字架クリスチャンセンターアンテオケ教会が主催で行っているキャンプのことです。2010年の2月から冬の白馬キャンプは白馬スネルゴイキャンプと名称が変わっています)の数日前に母が体調を崩し、高熱が出て動けなくなりました。
 大変な状態でも、母は病院に行きたくないと拒否していましたが、説得され救急で病院へ。
 検査の結果、血糖値の数値が500以上、感染症にかかっていることが分かり、緊急入院となってしまいました。
 しかし、無理やりとも思える状況でも、病院へ行けたことは神さまの恵みでした。
 毎日、妹たちも自分も病室へ行き、母に福音を伝えました。
 神さまの証しをするとともに、いやしのため祈ることができたのです。
 母は、神さまを信じることはまだ分からないと言いましたが、祈る中で確かに神さまが働いてくださっていました。
 退院するとき、医師から「小澤さん、本当は死ぬところだったんだよ。命が助かって良かったね」と言われ、母はびっくりしていました。
 神さまが母の命を守ってくださいました。
 8日間で退院となりましたが、血糖値はまだ高く、他の病院で通院治療となりました。
 母は怖い怖いと言い、そのたび祈っていました。
 一緒に教会に行こうと誘い、教会で糖尿病がいやされるようにお祈りをしてもらうことができました。

■与えられたみことば

 イエスさまを信じることはまだでしたが、神さまに感謝しました。神さまに祈ってから、聖書を読むと「主イエスを信じなさい。そうすればあなたもあなたの家族も救われます」(使徒の働き16章31節)と語られ、救われるんだ〜という平安が与えられました。
 その後、糖尿病が原因で、目に症状が出ているかもしれないので眼科に行ってくださいと言われてしまいました。
 実際、行って検査を受けると目に出血があり、1カ月様子をみるとのことでしたが、1カ月後の検査でも出血が続いていました。
 「市立病院へ行って検査を受けてください」と言われ、母はショックを受けていました。

■失明の危機

 病院で目の検査を受けた結果、医師から「非常に危険な状態です。このままでは失明の恐れがあるので、造影剤を入れて検査をし、網膜症が進んでいるようならレーザー治療をすることになります」と言われてしまい、母は震え青ざめていました。
 失明しないようにと、さらに教会に行き、祈ってもらい、とりなしの祈りもしていただきました。
 この事も感謝し、「治してくださいと母も祈るように」妹たちも自分も引き続き祈り続けました。
 主日礼拝、火曜礼拝、いやしの集会と教会に通うようになり、毎回、いやしのためにお祈りしてもらっていました。
 教会に行くたび、母の様子が変わってきて、10月の富田礼拝に行ったとき、母はイエスさまを信じるお祈りをして救われたのです!

■血糖値が正常値に

 そして、入院時には500mg/dl以上、退院後も200mg/dl以上もあった血糖値が、通院1カ月後には107mg/dlに、そしてさらに1カ月後には104mg/dlまで下がっていたのです!
 2カ月の間に血糖値が正常値になり、数値が安定したため薬も減って、母も喜んでいました。
 血糖値の正常値は70〜109mg/dlなので、同じ病気をもつ方からは、血糖値が普通の数値になったのがすごい!普通、数値が安定するのも難しいのに!と驚かれていました。
 母はどんどんいやされていったのです。

■失明の危機から守られた

 そして、市立病院で造影剤の検査の日を迎えました。
 視力を測ったとき、母は「前に見えなかったのが見えたんやに」と話し、あれっ?と思いました。
 診察室に呼ばれたのに入ってすぐに出てきたので、聞いてみると「先生がすごく目がきれいで、どこも悪くないです。3カ月後に来てもらったらいいです」と言われたと言うのです。
 医師もびっくりしていたようで、母と「危険って言われていたのに。失明する恐れがあるって言われていたのに!神さまがいやしてくれたんだ。神さまありがとう」と手を叩いて喜びました!
 母も「神さまありがとう〜感謝します」と目に涙を浮かべていました。
 神さまは糖尿病という病を通して、母を救ってくださっただけでなく、目をいやし、血糖値も正常にしてくださいました。
 教会に行く度にいやされ、そして母は神さまご自身を体験したのです。
 教会に行くことを楽しみにし、神の家族に囲まれ明るくなりました。
 神さま、母を救いいやし続けてくださってありがとう。主に栄光をお返しいたします。

 「教会はキリストのからだであり、いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです」(エペソ人への手紙1章23節)

今井加奈子(み声新聞 709号掲載)



   


 

   教会では問題のためにお祈りいたします。教会にお越しください。