卵巣チョコレート嚢胞が見つかる


1昨年1月のことです。
 数日寝ても、熱が下がらず、おかしく思い病院に行きました。
 CT検査の結果、膀胱に影が見つかり、MRI検査の結果「卵巣チョコレート嚢胞による子宮内膜症です。正常な卵巣は2センチですが、6センチに腫れているので手術が必要です」と言われました。
どうして私が、と思い、手術が怖くて1年放置しました。
 そのころ、私は菰野で開催されていたゴスペルクラブに通っていました。
 担当をしている方は、後から分かったのですが、キリスト教会の牧師でした。
すがる思いでY牧師に助けを求め、教会でいやしの祈りを祈ってもらいました。

卵巣が11センチに

 しかし、ある病院に行くと卵巣が11センチに大きくなっていました。
いつ卵巣が破裂して腹膜炎が起きてもおかしくないと言われ、なぜ?と涙が出ました。
そして、誘われるまま教会に行き「神さまなら、この病気をいやしてくれるかもしれない」と思いましたが、正座して拝む宗教を想像した私は「変な世界に入るのではないか?」と疑い、Y牧師に文句を言いながらいやしの祈りを受け、様子を見ていました。
 そんな私に、Y牧師が「この神さまに賭けてみない?」と言ってくれました。

イエスさまを信じる

神さまは、全知全能で不可能は無いと思っていた私は「この病気を神さまと共に歩んでみよう」と決めました。
 そして、イエスさまを信じることにしたのです。
イエスさまを信じた後は、不思議とうれしく、すっきりしました。
卵巣がいやされるようにいやしの祈りをしていだだいました。
 いやしの祈りで、神さまのみこころとされる病院を祈って求めていきました。
 思いの中に、「四日市市立病院のF先生」と語られ、先生を訪ねると、3月末なら手術可能との返事でした。
 私の願いは、手術をしないでいやしてほしいという願いでした。
 しかし、違う病院に行っても答えは手術でした。
腹膜炎が怖くて予約した他病院の手術を見送りました。
 神さまが、導いている病院へ行こうと思い、従うことにしました。
 不思議に「神さま、何をしてくれる?」と平安が与えられ、わくわくしました。
 そして、神さまに祈り、主をほめたたえました。

小さくなっていた卵巣

 教会で、卵巣が小さくなるようにも祈っていただいていました。
手術前のMRI検査で、11センチの卵巣が7センチになり、先生も驚いていました。
卵巣が小さくなり、出場を心配したゴスペルグループコンテストにも参加できました。
コンテストの後、手術の説明がありました。
 「手術の時、細胞を検査に出します。悪性の場合、卵巣子宮全て摘出します。検査を待たず摘出するか、検査を待つか、手術までに決めてください」と言われ、母と話し合い検査を待つことにしました。
神さまは私の祈りを聞いていると思い、何でも祈っていた私は「手術が1回で済んで結果を良性にしてください」と祈り、逃げたい気持ちでしたが、前日まで賛美していました。入院日再診の結果は、卵巣の大きさが6センチでした。
 さらに、卵巣は小さくなっていました。祈りは聞かれていたのです。

手術することが最善

神さまは手術を最善とされました。
 入院まで、みこころの病室に入れるように、と祈ると、想像を超える賛美のためような景色のいい個室に入ることができました。
 『やすらぎの歌』(荒地に川ミュージック)を聴いていると、看護婦さんが「手術の時、CDかけてあげようか」と言ってくださり、ゴスペルグループ、Gifts(ギフツ)の「輝く光の中を」のCDを預け、直前まで『やすらぎの歌』を聴き、手術室ではGiftsの歌う賛美が聞こえ、平安が与えられました。
目が覚め、「終わったよ。卵巣残ったよ」と先生の声が聞こえました。
 「手術中に破裂したら、ごめんな」と言われていたので、祈りが聞かれたのだと思いました。
 「子宮筋腫も取っておいたよ」と言われ、開腹手術も神さまが導いてくれた最善だったことが分かりました。

検査結果は良性

最後、検査結果を待つだけとなり「神さま、守ってください。悪性ではありませんように」と祈りました。
 先生からは「良性です」という結果が言い渡されました。
先生も「不思議な患者だな」という顔で笑っていました。
 退院後、「曲を作りたいので助けてください」という祈りにも神さまが答えてくださり、『やすらぎの歌 ゴスペル第12集』に掲載して頂きました。

卵管留水腫もいやされた

退院半年後、卵管に水が溜まり腫れる卵管留水腫を患いました。
 先生から「これ以上腫れると再手術かもしれない」と言われました。
 教会に行きいやしのために祈ってもらい、神さまからの語りかけを待ちました。
 メッセージで「信仰の告白」と語られ、牧師から「信仰の告白で、信仰の対応を取っていこうね」と言って頂き、Y牧師から「全てに意味がある」と聞き、「全てに意味があり、この病気の後ろに神様の素晴らしい計画があります」と告白をしました。
 すると、病気が神さまからの大切な贈り物に思えて「この病気になったことを感謝します」と嬉しくなりました。
2週間後の再診で「卵管留水腫は消失しています」というMRI検査結果でした。
神さまがいやしてくださいました。
 問題を一つ経験するたび神さまが最善をなしてくださっているという確信となりました。
 いやしの祈りをお願いするのが恥ずかしくても「祈りますね」と声をかけてくださり、恐れや不安を感じて何度も祈ってくださった牧師の方々、祈ってくださった教会の方々に感謝します。
 完全にいやしてくださった神さまに感謝します。


R・O(み声新聞730号掲載)


                                            


 

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