父が、子どもたちが、知人が、全員が救いの祈り


 

■痛みを通して

 私は7年前に救われました。当時は離婚を目前にし最悪の状態の中、教会へ導かれ救われました。その後、長男と次男と3人で毎週日曜日は教会の礼拝へ通っていました。主人とは4年前に知り合い、彼は当時勤めていた会社の上司でした。親しく話しをする中で教会へゴスペルを聞きに来て下さいと誘ってみました。初めは本当に少しの時間だけ月に2~3回程礼拝に来ていました。私は聖書の中から神様の話しをし、また私自身が体験した神様の証しをたくさんしました。次第に彼も自分自身の問題を神様に祈り、その問題の解決を通して生ける神様をたくさん体験していきました。問題のなかでも神様は彼が一番痛んでいた事、それは彼と、彼が離婚をしてから音信不通になっていた彼の2人の娘さんとを再会させてくださり、娘さん達と自由に会えるようにしてくださったのです。


■結婚までの導き・御言葉としるしを通して


私の子供達も彼と次第に仲良くなっていきました。2年ほど前に彼からプロポーズされました。お互いが祈り聖書を読み、その中から神様の言葉を何度もいただきました。しかし私の中には恐れと不安がたくさんありました。多くの方が愛を持って私達の子供のことを心配してくださいました。あからさまに中傷する方もおられました。それでも神様はみ言葉を通してはっきりと語り、時には大きな虹を何度も私達に見せてくださいました。そして今年2月神様から結婚にむかって踏み出すように示されました。様々な問題を超え11月3日という日に結婚式をすることになりました

■結婚式への希望

 私も彼もお互いに子供のいる者同士の再婚者なので、結婚式をすることにとても恥ずかしいという思いがあしました。しかし結婚式の特別な祝福が語られるなかで、今までどうしても教会に誘う事が出来なかった両親や兄弟が教会に来ることが出来ると考えました。そこでせっかく結婚式をするなら参列する親族や知人が全員救われるような結婚式にしたいと司式者の牧師さんにお願いし祈りました。式次第の文面の中にイエスキリストを信じる受け入れの祈りの文面を印刷し全員が祈ることが出来るように用意をしました。私はまだ救われていない私の父が結婚式で救われるように祈りました。

■結婚式での祝福

 結婚式当日の3日は素晴らしいお天気にも恵まれました。私の長男、彼の2人の娘さんも早くから会堂に来ていました。式が始まる1時間ほど前、牧師さんの導きで、子供達と輪になって受け入れの祈りが導かれました。彼の娘さん達は共に声に出して祈り救われたのです。午後2時から式は始まりました。入場し主人と並んだ直後に、司式の牧師さんから「お二人の信じている神様を共に信じ、一つのの心でこの結婚式を始めていきましょう。」と語られたのです。これはとてもビックリしました。奨励という牧師さんのメッセージの中で語られると思い込んでいたのでこの言葉には本当に驚きました。しかし「天のお父様。私はあなたを信じます。」と全員が大きな声で祈り始めたのです。その瞬間、会場の中は非常に強い聖霊の臨在に包まれました。最前列にいた私の父は、涙を流しながら大きな声で告白しイエス様を信じ受け入れたのです。また参列してくださった会社の同僚の方や友人の方々、全員の方が大きな声で、ある方は涙をもって祈りを捧げられたのです。そしてメッセージの中にイエスキリストの十字架と復活が大胆に語られていきました。

■子供たちからのプレゼント

 主の臨在と祝福のなか結婚式は終わりました。式が終わってから会堂でささやかなティータイムがもたれました。主人の長女がクラリネットで、私の長男がギターの演奏で2人から『アメージング・グレース』という讃美歌のプレゼントがありました。この演奏の中にも主の素晴らしい臨在が注がれていました。参列者との交わりのなかで「こんな風に子供たちが祝福してくれるなんて考えられない。これは神様の奇跡ね。」と友人のお一人は泣きながらおっしゃって下さいました。父も喜んで帰っていきました。参列された方全員の方に心から祝福していただき、神様の愛と恵みが満ちあふれた素晴らしい結婚式が与えられました。素晴らしい結婚式と、伴侶を神様に心から感謝します。

「いまだかつて、だれも神を見た者はありません。もし私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにおられ、神の愛が私たちのうちに全うされるのです。」Ⅰヨハネ4:12

 伊藤美幸(旧姓 浜口)


   教会では問題のためにお祈りいたします。教会にお越しください。