教会にある神さまの力


   

 

■神様がいるなら助けて欲しい
 

私がイエス・キリストを信じ救われたのは、今から10年以上前のことです。救われる前の私は会社での人間関係で悩みの日々を過ごしていました。
物心ついた頃から私は本当の神様を知りたい!、何処に居るんだろうと思ってました。そして、もし本当の神様が居るんだったら助けてほしいと願っていました。私の家の近くに教会が出来たのを見て行こうかなぁと考えて、なら聖書を買おう!と本屋さんへ行ったりしました。(でも、どの聖書を買えばよいのか判らずに買うことが出来なかった・・・)

 ある日、私の居る部署に人材派遣会社から女性が来られました。その方と話す内に彼女がクリスチャンであることを知りました。そしてある日、集会に誘われて行くことになり、私はその日、神様を信じました。長年求めていた本当の神様がイエス・キリストだったのです!それから日曜日には教会に行くことが始まりました。外国の映画などで家族で教会に行く描写があり不思議に思えたものですが、まさか自分がそうなるとは・・・

日曜日に教会で礼拝を捧げることは好きでした。賛美を歌う中で、あぁ神様が今ここに居るんだと感じていたからです。 でも、しばらくして仕事をしていた私は、疲れていたりすると礼拝を休むようになりました。また友達と遊びに行ったりしていました。まぁ1回ぐらいは、いっか〜と思ってました。
気づけば教会に行かない時が多くなっていました。あんなに神様の所に行くのが楽しみだったのに、行くのが苦痛になってきたのです。そして全く行かなくなりました。 でも行かなくなると私は弱まっていきました。遊んだり、好きなことをして十分に休息も取っているにも関わらず虚しさがくるのです。そうなると今度は教会に行きたくて堪らなくなるのに、長くお休みしていると行きづらくて。今更行っても教会の皆に冷たくされるんじゃないか・・・自分の好き勝手ばかりしていた私を神様は赦してくれないんじゃないか?などの思いがくるのです。しかし、教会の皆さんはいつも温かく優しく出迎えてくださいました。そして神様はこんな私をいつも待っててくださいました。

■神様、主人を助けてください!

 私は3年前に結婚したのですが、結婚する前後またしても私は教会を離れていました。付き合っていた主人と休みの度に遊びに行ってたのです。その頃の私は会社の人間関係や父親との関係等で悩んでいました。その悩みを遊ぶこと、お酒を飲むこと、愚痴を言うことでまぎわらしてました。でも夜になると眠れなかったり、会社でもトイレで泣いてたりと散々な日々を過ごしてました。その内ストレスから病気になってしまい、会社も休みがちでした。病院に通っても症状が改善されるばかりか、悪化していきました。先生も頭を傾げるのです。そして大きな病院に移って検査しました。
 しかし原因が判らないと言われ、揚げ句に自律神経失調症と診断されたのです。自覚症状もあり痛むのに、その悪い所が判らないのです。それでも仕事、結婚式・引越しの準備と忙しい毎日。とうとう会社に行けなくなってしまいました。
結局、そのまま会社を辞めました。病院に通うようになり三ヶ月経っていましたが、症状は変わってませんでした。

 それから、今度は主人が大変な状況に陥ったのです。 サービス業に携わっていた主人は新しい職場を任されていました。しかし業績は伸び悩み、その為に毎日上司から責められていたのです。朝の8時から夜は10時過ぎまで仕事をしてました。人件費が掛かるからと残業代もつかないのです。仕事から帰っても疲れきっていて・・・なのに夜眠れないでいました。そんな主人を見て私は励ましましたが、何の手助けにもなりません。ある日主人は「会社に行きたくない。」と言いました。それでも結局出かけていったのですが、30分後に電話がかかり、「もう自分は会社に行けない」と、「私に迷惑を掛けて悪い・・・」と泣きながら言いました。
 その時私は主人が死を覚悟しているのを感じたのです。電話が途中で切れてしまい、どうしようもない中で神様に助けを乞いました。泣きながら神様に「主人を助けてください!」と叫びながら祈りました。どれだけ時間が経ったか・・・真夜中になり主人が帰ってきました。二人で泣きながら夜を過ごしました。神様に感謝しました。でもこれからどうしたら良いのか分かりませんでした。主人は仕事を辞めました

■再び教会へ、そしていやされた!

 数日後、保険の手続きに行った先に教会の姉妹が居ました。以前と変わらず接してくださり、聖会があるからと誘ってくれました。久しぶりに教会に行き、そこで神様は祈ることを導いてくださいました。それから日曜礼拝に行き、牧師に祈ってもらい、家庭祈祷会を持っていただく事になりました。それから生活が徐々に変化していきました。それまでは毎日だるくて、無気力だった私でしたが、教会に行くことが多くなりました。病気も完全に治ったのです!そればかりか主人は今、前の会社で働いています。会社のほうから戻って来てほしいと言われて。希望していた部署に配属され、今は忙しい中でも充実し、とても頼りにされています。

 最悪と思われる状態で、神様は再び私を教会に導いてくださいました。教会で祈ってもらい、祈祷会でも祈り続けた結果、神様は一番望んでいた方向へ最善へとしてくださいました。私1人ではどうすることも出来なかった・・・祈ることも・・・でも教会に繋がる中で神様は祈りに答えてさいました。まさしく「教会にある神様の力!」を私は体験しました。教会を離れていたままでは、体験することすら出来なかったことですが、神様は哀れんでくださり恵みを注いでくださいました。



「教会はキリストのからだであり、いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです。」   エペソ人への手紙 1章23節

 今井加奈子

 

   

 

 

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