感謝と賛美と喜ぶことを通して与えられたもの

全身のじんましんのかゆみのいやし
虹のプレゼントと新しい賛美が与えられた

 

 

■全身にじんましんが…

 小学3年生の娘に現されたいやしと感謝の証しをさせていただきます。
 それは、2011年11月の日曜日のことです。教会から帰ってきた夜、寝る前に小学3年生の娘が「かゆい。かゆい」と言いだしました。見ると、全身にじんましんができていました。
 それは、今まで見たこともないほどにひどい状態でした。私もじんましんを見て、「何、これ?」と大声を出してしまったほどです。
 娘は、「かゆくて気がおかしくなりそうだから、お母さん、かいてー」と私にせがんできました。しかし、かいても駄目なので、今度は「平手でたたいて」と言うほど、娘はとてもつらそうでした。

■じんましんのかゆみが無くなった

 私は娘の体に手を置いて祈り続けましたが、かゆみと腫れはひどくなってくるばかりで、もうどうすることもできませんでした。
 聖書には、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」(テサロニケ人への手紙第一5章18節)と書かれています。そのみことばを思い出しました。
 その時、夜中でしたが、「よし! とにかく賛美して、喜んで、踊ろう」と娘に言って、私はキッチンのテーブルの周りを賛美しながら、感謝しながら、喜び踊りました。
 すぐに、娘も私の後に続いて、手をたたきながら感謝をささげ、賛美をささげ、『やすらぎの歌』の賛美を「リジョイス、リジョイス、オールウェイズ、主を喜ぼう〜」と何周も何周もテーブルを回りながら歌い続けていると、娘も私も喜びに満たされてきたのです。
 その瞬間、娘は「お母さん。かゆみを忘れるくらいに喜びが来た。あれ? もうかゆくない。かゆみが止まった」と言い、かゆみが無くなり、完全にいやされたのです。
 神さまに向かって、賛美の声を上げ続け、喜び踊っていく中で、娘の全身のかゆみを神さまがいやしくださいました。ハレルヤ!感謝します。

■全ての事に感謝する

 また、その翌日は娘の9歳の誕生日でした。この日は振り替え休日で学校がお休みだったので、娘と共に久しぶりに遊園地へ行きました。
 娘は朝から「虹を見せてください。誕生日プレゼントに虹を見せてください」と神さまに祈っていました。(聖書において、虹は約束のしるしとして書かれてあります)
 遊園地で遊びながら「虹は出ていないかな?」と、私たちは空ばかり見上げていました。
 でも虹は見当たらず、娘はだんだんとつぶやき始め、寒いとか、待ち時間が長いとか、時間があまりないのに〜とか、ぶつぶつ言いだして、そのうちものすごく不機嫌になってきました。
 「つぶやいては駄目。全ての事に感謝しないと」と言っても、ぐずぐず言っている娘に、「じゃあ賛美しよう」と言ったら怒ってきました。
 「こんなにたくさんの人がいる所で賛美なんかできない。やれるものならお母さんがやってよ。お母さんはできるの?」と言い返されました。
 娘にそう言われて、私は、やらないわけにはいかず、乗り物を乗る順番を待っている行列の中で、大声ではありませんでしたが、声に出して賛美を始めました。

■虹のプレゼント

 まさか歌うとは思っていなかった娘は少し驚いた様子でしたが、少し恥ずかしそうにしながらも一緒に歌いだしました。「リジョイス、リジョイス、オールウェイズ、主を喜ぼう〜」と…。
 ようやく娘の顔に笑顔が戻ってきて、私たちは再び神さまに目を向けて感謝と賛美をささげることができました。
 その時、太くて大きな虹が私たちの目の前に現されたのです。「虹だ! 」と娘は鳥肌を立てて感動していました。「神さま感謝します。ありがとう、ありがとう」と何度も叫んでいました。
 この虹は神さまからの素晴らしい誕生日プレゼントでした。
 つぶやくことをやめ、感謝と賛美の歌声を上げた直後の虹は、本当に感動的でした。

■新しい賛美が与えられた

 この日、娘は夜寝るまでずっと喜びに満たされて賛美をし続けていました。
 すると、「お母さん。歌ができたよ。どんどんとメロディーと詞が湧き上がってくる」と言って、新しい賛美の歌詞を書いていました。
 そして、「真剣に感謝して、喜んで、賛美することを、毎日やったらきっとたくさんの歌ができると思う。これってすごいことなんじゃないかな。ずっと賛美していこうね!」とうれしそうに言っていました。
 私も本当に真剣にそうしていこうと強く思わされました。

 感謝と賛美を通してかゆみをいやしてくださり、感謝と賛美を通して虹を見せてくださり、感謝と賛美を通して歌を与えてくださった神さまに感謝します。
 そして何よりも、小学生の娘に、感謝と賛美の実践を通して、神さまを体験させてくださったことを心から感謝します。

 「彼らが喜びの声、賛美の声をあげ始めたとき、 主は伏兵を設けて、 ユダに攻めて来たアモン人、モアブ人、セイル山の人々を襲わせたので、彼らは打ち負かされた」(歴代誌第二20章22節)


匹田千久美

(み声新聞 657号掲載)

 


 

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