■祈りがきかれた！ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　我が家は賃貸で家を借りています。 　今の家に引越しして５年ほどになりますが、最初の契約で大家さんが家を売ることになった場合、引越しをすることが条件になっていました。その為、通常より安い家賃で喜んでいました。しかし、夏に大家さんの事情で弁護士さんが中に入り、物件を扱うことになりました。 弁護士さんの話では、「まだ家を売るのは決まってないのでいいですが、いずれは引越ししていただかなくてはいけません」と言われました。 　私は、最初からの契約だし、主人も仕方がないと話してました。その後、弁護士さんからこの家を買わないか？と話があり、主人も価格を聞いて考えると言っていました。　私はそんな大金も無いし、いつ出て行ってくれと言われてもいいように引越し先を探し出しました。物件情報を見たり、実際に不動産屋さんに行って物件を探してもらったりしました。でも、気に入った物件があっても他の方に決まっていたり、家を見に行ってもしっくりきませんでした。 なにより主人が家に関して全く話をしなくなり、私は不安になっていました。心の中で「どうしよう・・・主人はどうするつもりなんだろう・・・」という思いが強くなっていきました。 　ある時どうしようもない気持ちの中、神様にお祈りしました。私の家では地区の礼拝がもたれていますが、オロオロして不信仰であったことを示され、神様が語られていた言葉を思い出しました。家の事で、つぶやいていたこと・神様に聞かずに良いと思う事をしていたことをゆるしてくださいと祈っていきました。　そして今の現状を感謝して、最善がなるようにお金がかからないように祈っていきました。 　弁護士さんは買って欲しいので価格を下げて言ってきました。主人は買う事はしないから、買い手が決まったら引越しするしかないと言っていました。 その中で私は感謝して最善がなるように、引越しするとしても今より家賃が高くならないように神様助けてくださいと祈っていました。 　ある日、知らない方から封書が届き、中を開けてみると、その方が家を買って、大家さんになってくださったことが書いてあり新しい契約書が入っていました。家賃も今まで通りでの契約でした。普通だったら住む為に家を買うはずなのに、貸してくれるなんて・・・ 　もう私はビックリして「こんな事があるんだ。神様がしてくださったんだ！」と深い感動と喜びで震えがくるほどでした。神様、祈りを聞いてくださってありがとうございます。私が祈って願った以上の最善が与えられた事を感謝します。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今井加奈子