~白馬キャンプの癒し~

「心も体も完全に癒された!!」 




■どこも悪くない心配しすぎです。

 娘は小学校に入る前頃から、よく貧血で倒れるようになりました。その度病院へ行きましたが、どこも悪くないと言われました。ある時病院で、「どこも悪くないです。お母さんの心配しすぎです。神経質にならないでください。子供に影響を及ぼすから…」と注意を受けました。しかし娘は全然よくならず、とうとう学校へも行けなくなったのです。


■恐れないでただ信じなさい。

 ある日、学校から目の検査で両目1.5の視力が左目だけ0.1になっており、どこか悪いので病院へ行くようにと連絡がありましたが、怖くて病院へ行けず神様に祈りました。その時、聖書から神の言葉が与えられました。「恐れないで、ただ信じなさい。そうすればあなたの娘は直ります。」(ルカの福音書8章50節と、神様の言葉を受け、再び病院へ連れていきました。

 その時はじめて『起立性調整障害』と診断され、「この病は肉体の病ですが、精神にまで悪くなっており重度で、目の視力は精神からです」と言われました。
 さらに娘の病はひどくなり、頻繁に倒れるようになりました。また、胸が苦しいとパジャマのボタンを引きちぎったり、ねんざしたように足を痛がったり、恐れるようなことが次々に起こりました。しかし、神様の言葉を信じ、毎日、手を置いて祈り続けました。

■ 「信じられなくなってごめんなさい」

 5年生の夏休みの前の診察で、医者から「体と心の治療をしてきましたが、精神の方はこれ以上、ここでは無理です」と心療内科の紹介状を渡されました。娘は体も衰弱し、目もうつろで足取りもふらふらした状態でした。そのころ、わたし自身も心も体も弱り果てていました。苦しむ娘を見て、娘と一緒に死のうと思いました。いやされるどころか、どんどん悪くなっていきました。
 ある夜、娘は今までにないほど苦しみ、泣き叫び、疲れ果てて眠りにつきました。その最悪の中なかで、神様に「信じれなくなってごめんなさい」と悔い改めました。今までにないほどの深い感謝と賛美が導かれ、朝まで神様に祈り、聖書から「完了した」(ヨハネの福音書19章30節)と神様のことばが与えられました。その夜奇跡が起きたのです。今まで主人の反対で決して行くことができなかった白馬キャンプに、初めて参加することができたのです。ある事がおこったことによって、主人の方から「白馬キャンプに行っておいで」と許可がでたのです。


■賛美大会に出たい!

 聖会に出て行く中で、娘に変化が現れてきました。また、賛美大会の時に、隣にいる娘を見ると大粒の涙が溢れていました。息が荒く、身体を震わせながら声を出して泣いていました。聖霊さまが強く臨まれていました。
その後、娘の足取りが変わり目に輝きが戻り、私のそばから離れなかった娘が、いとこと走り回って大声で笑っていました。
白馬で娘は目を輝かせながら「お母さん!!病気治ったよ。だから、私のように苦しんでいる人達に賛美で神様を伝えたい。ピアノ頑張る。そして全世界に行くよ。そして、エリサも賛美大会に出たい」と話してくれました。私は、娘の言葉に驚き、返す言葉もなくただうなずきました。

■白馬大会で治ったの!もう薬いらない!

 白馬キャンプから帰って、神様に期待して病院に行きました。ハレルヤ!!検査の結果「良くなっています。視力も0.1が1.5に戻っている。すごい!!何かありましたか?」と先生からの質問に娘は「白馬キャンプで治ったの。もう薬いらない。」と元気に答えていました。最後に先生から一言、「今治ったと思っても二次成長期の中学生になったら今までよりもっとひどくなるから、その時また来てください」と言われました。今、娘は今高校三年生ですが、一度も病院へ行っていません。白馬キャンプで完全にいやされ、生きている神様の愛を体験したのです。
 神様にいやしていただいただけでなく、まだ、小学5年生の娘に人生の目的、ビジョンが与えられたのです。何と、2年後、中学校一年生の時、初めて白馬賛美大会に出場することができました。教会では礼拝の奉仕をし、「しるしと不思議」という名前のチームメンバーで賛美隊として、路上ライブに立ち、老人ホーム、市のイベント、結婚式、告別式などで賛美を通して、神様の愛を伝えています。白馬キャンプで与えられたビジョンは今も変わることなく、薄れることなく信仰の歩みをなし続けています。この病を通して、わたしと娘の人生になくてはない祝福が与えられました。

 神様心から感謝します。

太田早苗

(み声新聞531号掲載)
                    




                                    
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