1枚のチラシをきっかけに、ゴスペルコンサートへ

「わたしはあなたを愛している」神さまからのメッセージ

ゴスペルを通して救われた!

 


ゴスペルとの出合い


 私が初めてゴスペルを知ったのは、今から5年程前になります。
 近くのショッピングセンターに行った時に、エレベーターに乗ると、チラシが貼ってありました。
 それは「Giftsゴスペルコンサート」の案内でした。
 ゴスペルという言葉が心に残り、とても気になったので、私はどんな歌か知らずに、コンサートへ向かいました。
 コンサートで初めてGiftsの「永遠の愛」という曲を聴いたとき、その歌声に理由は分からないけれど、温かく包まれるような、懐かしいそんな感じがしました。
 CDを買って、車で聴きながら帰ったのですが、「ひとつの命が生まれる前から…」という最初のフレーズから、涙が止まらず、ずっと泣きながら帰りました。
 それからは、毎日毎日ずっと聴いていました。

路上ライブとコンサートでいやされた

 CDを聴いて感動して、もっと聴いてみたいと思い、コンサートや路上ライブにも行くようになりました。
 路上ライブを目の前で聴いていると、忘れていた思いがよみがえり涙したり、大きな愛に包まれている感じで大丈夫と思えたり、どんな環境でも歌ってる姿に励まされたり、たくさん恵みを受けたこと、心から感謝しています。
 このゴスペルを知ってほしいと思い、CDをプレゼントした友人も、すごくいやされると話してくれ、コンサートに来てくれた友人は、その場で泣いている人もいて、私も感動しました。
 自分では、知らない分からない心の奥にある何かに触れる、ゴスペルって本当にすごいと思いました!

「わたしはあなたを愛している」神の愛

 そんな中、歌詞によく出てくる愛ってどういうことなんだろうと思いはじめました。
 ゴスペルは神の愛を歌っている? 神の愛って? なんだろう。
 そんな時、偶然出会った牧師さんがお祈りをして、聖書を開いてくれた時、あるみことばが心に入ってきました。
 「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ書43章4節)
 私はその言葉から目が離せなくなり、こんな私をそんな風に思ってくれているの? と感動しました。
 そして導かれて教会の礼拝に行き、賛美を聴いて一緒に歌っていると、涙が溢れて胸が熱くなり、心が洗われるような気持ちがし、賛美を何度か聴く中で、私は救われました。

ゴスペルを歌うように

 ゴスペルを聴いているうちに、歌ってみたいなぁと思い、教会に行く前に祈ってみました。
 「神さま、私はゴスペルが大好きで、聴いていやされています。歌うことがみ心なら、私も歌ってみたいです」と祈りました。
 するとその日、教会の方にゴスペルクラブに見学に行ってみたら? と言って頂き、神さまが伝えてくれているのかなと思い、見学に行きました。
 歌ってみると喜びで涙が溢れました。
 ずっと聴いていた大好きなゴスペルを歌わせてもらえる恵み、温かく迎えてくれた皆さんと導いてくださった神さまに、感謝の気持ちでいっぱいでした。


やすらぎの歌12集に

 それから、やすらぎの歌12集の応募が始まり、ふと曲を書いてみたいという思いがきて祈りました。
 「神さま、み心なら12集に応募したいと思います。曲を作ることがみ心なら作らせて下さい」と祈りました。
 神さまは、祈りに答えてくださり、作曲をしてくれる方が与えられ、「あなたの光」ができました。
 歌詞は、弱くていいそのままのあなたでいいというメッセージを聞いた時に浮かびました。
 私がどんな時にも、神さまの光はわたしを知っている、そのことに感謝していたいという歌です。
 たくさんの方の助けと、神さまのおかげで形になったこと心から感謝します。

苦手だったことが…

 思えば私は、人前で何かをするという事がとても苦手でした。
 小学校の発表会では、私だけ先生がついていて、また別の発表会ではトイレに行って来ますと言い残し、そのままトイレに閉じこもり泣いたまま出てこなくて困らせてしまったこともあります。
 そんな私が、ゴスペルを通していやされ、人前で歌っているのは、最初にゴスペルを聴いた時から神さまが導いてくれたのだと思います。
 今でも声が震えたり泣いてしまいそうな時もありますが、どんな時にも神さまがそばにいてくださると信じます。
 ひとりでも多くの人がこのゴスペルに触れ、いやされてゆくことを願い祈ります。
 すべての導きと神さまに感謝します。

市川真理子(み声新聞 714号掲載)

                                            


 
   教会では問題のためにお祈りいたします。教会にお越しください。