教会にある神様の力
日々奇跡の中です!

■神様の愛
どうしようもない私でも、自閉症の息子でも、イエス様は助け、愛して、孤独から解放し、いやしの奇跡を与えてくださったのです。
私は豊橋市で生まれました。私は、ドジで、まぬけでノロく、いつも中途半端。「見てると腹が立つ」と言われながら育ちました。私など愛してくれる人はいないと、逃げ回って、16歳の時に家出をし、17歳で妊娠をし、結婚。宮崎へ嫁ぎ、見知らぬ土地で本当に悲しく、孤独と恐怖の中、18歳の時に生んだ、小さな、私の家族でいてくれる子を、心から喜びました。でも、控えていたのは、働かず、遊び歩く夫の代わりに私が働く事でした。まだ3ヶ月の子を夫の母に預け、夜、飲み屋で働き、息子が一歳半になった頃、他の子供と違う事に気づきました。言葉が出ず、目の視点が合わず、急に奇声を上げ暴走しだすのです。専門家に見てもらったところ、自閉症でした。3才の時に医師から「治る事はないので、自閉症と上手に生きていきましょう。」と言われ、私が夢見た子供との生活は無い、と悲しくなりました。でも息子は無邪気に笑い、こんな私にも笑顔でいてくれるのでした。


■息子の障害、夫の暴力、その中で教会へ

夫の状態は変わらず、暴力を加え、障害の事も知ろうとしない。息子の治療にも行く事ができず、悪くなっていく状態の中で、私は夫から逃げ、離婚し、私の母の元へ帰りました。が、今度は、母の再婚相手から暴力・・。私は、また逃げ、四日市の母子寮へと逃げ込みました。生活は落ち着き、友達もできました。隣の隣に住んでいるその友人は、行動派で、言いたい事をはっきり言えるカッコイイ方でした。けれど喧嘩し、遠ざかり、避けるようになってしまいました。しかし、その友人との間の家に新しい方が越して来られ、思いもしないすばらしい方向へと向かい始めました。私と友人は自然と仲直りし、三軒並んだ家族がすばらしい友となりました。ある時、一冊の本を、「良かったら読んで。」と渡され、「日曜、良かったら教会に来てね。」と誘ってくださり、お隣さんは越してしまいました。本は新約聖書でした。読んでみると、意味はまったくわかりませんでした。でも、一つひとつの言葉に安心と勇気があったりで、イエス様って、聞いた事はあるけどどんな方だろう?イエス様を知ったらどんなすばらしい事があるんだろう?ゴスペルも聞いてみたい。歌えたら、と思い、仲直りした友と、子ども達と教会へ行き、お隣さんと再会。礼拝が始まる前に「子供を預かりまーす。」と言われ、焦りました。自閉の息子を見てくれた人など会った事がなかったからです。しかし、障害の話をしても、一言、「見ますよ。」と笑顔で言ってくださり、初めてのことでした。礼拝では、賛美、牧師さんのメッセージを聞いて、私が聞きたかった言葉でいっぱいでした。神様は、こんな私を赦し、息子も私も、高価で尊いと言ってくれるのです。教会へ行くようになり、イエス様を信じるようになると、今までの事もすべて益に変えてくださり、自閉も癒すと聖書からも教えてくれました。

日々奇跡の中です。私が一番祈った、息子と手をつないで一緒に歩く事。私にとって大きな願いも神様は叶えてくださり、今では息子は「ハレルヤジーザス!」と手を上げて歌うようになったのです!!私にも恵みを下さり、仲良しの二人の友と賛美チームまで結成し、奏楽者が与えられ、賛美を歌える事になりました。ハレルヤ!そして今は母子寮を出て、喧嘩別れしたはずの友は、最善の友となり、私、息子、友、友の息子二人と生活をしています。書ききれない奇跡の中、これからも体験していく事が出来るように、また、私が、いろんな事から逃げてきた事を悔い改め、すべてが益となるように、主に感謝し、祈り求め、前へ進んでいきたいです。

「主ご自身があなたの先に進まれる。主があなたとともにおられる。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。恐れてはならない。おののいてはならない」申命記31:8


 荒木里江子




 

   教会では問題のためにお祈りいたします。教会にお越しください。