母の大腸がんの転移が癒された!

 

 

■大腸に影があります
 

 去年の秋頃、母が腹部に「シクシク」とした痛みを感じ、いつものかかりつけの病院に行くことになりました。以前に胃のコブがみつかり、定期的に検査に行っていたので、そちらのお医者さんに相談することになりました。お医者さんは「少し様子を見ましょう」との答えでした。「それより、胃のコブが大きくなっているようなので、そちらを市立病院に行って見てきてもらってください。紹介状を書きます。」と言われました。市立病院に行って検査をしたところ胃のコブは、以前と変わりがなく、それより大腸に影があるので、そちらを詳しく検査をしましょうということになりました。


■すべての事について感謝しなさい。

それから、大腸がんの検査が始まりました。無事に検査を受け、結果は一週間後でした。その間に、中部カリスマ聖会が行なわれました。私は、神様に御言葉を求めて聖会に出ました。はっきりと聖会の中で語ってくださいと祈りつつ行きました。その時、パウロ牧師から語られたことは「すべての事について、感謝しなさい。」Tテサロニケ5章18節でした。その言葉を聞いたとき、母は癌なんじゃないかなと思いが来ました。また、この事を通して、神様は何かなさろうとしていると思いました。私はそこから、神の言葉に信頼し、「この病気が許されたことを感謝します。この事柄の向こうにすばらしい神の計画があることを感謝します。」と神様に徹底して感謝をささげました。


■大腸がん ステージ3 リンパに転移あり

検査の結果の日が来ました。やはり大腸がんでした。内科の先生から癌が進んでいるので、手術することをお勧めしますと言われました。その時、神様から言葉が与えられていたので、平安のうちに感謝をすることができました。次に、外科の先生からの説明を受けました。やはり、癌の進行はかなり進んでいて、『大腸がん、ステージV リンパの転移あり』という診断でした。たぶん、抗がん剤を打つようになるだろうとの先生の言葉でした。

 私は、以前から思っていたことがありました。実際に自分の母親が『癌』になったら、私は感謝することができるのだろうか?しかし、神様の恵みは完全でした。癌の告知がなされ、何度もお医者さんから聞かされても、自然に感謝することができました。感謝をするなかで、どんな状況になっても、神様は私に最善のことをなしてくださっているんだ、だから、大丈夫なんだという確信が与えられていきました。
 大腸がんが進んでいること、転移があるかもしれないこと、ひとつひとつ感謝をしていきました。そしてこの事柄を喜びました。

■示された悔い改め

ある日、神様から示されたことが事がありました。メッセージの中で、偶像礼拝の罪の事が語られました。母はある人の家のお手伝いさんのような仕事をしていました。その家には、仏壇があり、その仏壇の世話をする仕事を母はしていました。その事柄を悔い改めるように示されされました。以前から、その仕事を辞めるようにすすめてきましたが、次の仕事があるのか、生活はどうなるんだ…など、母の不安もあり、なかなか辞めることができませんでした。そのことのために、教会にも祈ってもらい、個人でも祈りました。

■主治医も「びっくり」

 手術が終わった後、神様は、母に触れてくださいました。入院中、仕事を辞める決心をしました。悔い改めへ導いてくださいました。そして、その夜、母は、「体の中から、すべての悪いものが尿と便になって体から出て行った」と言っていました。
 それから、母の顔色は変化し、光り輝いていました。看護婦さんからも「三浦さん、元気やね〜。顔色もいいね〜」と言われていました。病院にもたくさんの方々がお見舞いにきてくださいましたが、手術後とは思えないほどすっきりした、元気な顔だったと言ってくれました。
 手術の終わった数日後、細胞の検査の結果の出る日がやってきました。主治医の先生から言われた言葉は、「三浦さん、転移は無かったです。抗がん剤を打つこともないですよ〜」という言葉でした。先生は続けて「僕も結果を聞いてびっくりして信じられなかったです」と言われました。ハレルヤ!神様が転移から守ってくださったのです。母は、「感謝します。」と一言いい、泣いていました。
 それから、母はすこぶる元気になり、今では、癌の手術をしたことさえ忘れてしまうほどです。毎週、教会にもくるようになり、今では、教会の賛美隊「リバー」チームにも加わり、訪問コンサートに、白馬予選にと忙しく駆け回っています。

主に栄光をお返しいたします。


 三浦栄子

 (雲の間にある虹 3月号掲載)


                                      

 

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