真に求めること、祈ることをイスラエルチームで教えられた

長年苦しんだ便秘症のいやし

 

 



 小さいころからひどい便秘症

 私の娘は、現在小学4年生で10歳です。小さいころからひどい便秘症で、3日〜4日に1度くらいしか便が出ず、いつもお腹が張っていたり、腹痛が起こるのは当たり前のような生活を送っていました。
 度々、体調を悪くして病院へ行くと、原因は便が出ない事によって病気になる事もあるほどでした。

イスラエルに行く直前に腹痛が…

 私と娘は、2012年の11月のイスラエルチームに参加することができました。
 娘にとっては初めてのイスラエルで、期待いっぱい楽しみに出発しました。
 ところが、集合場所である成田空港に着いた途端に、元気にしていた娘は、突然お腹が痛いと座り込んでしまいました。
 顔色は真っ青になり、痛みが激しくなってきたのです。
 原因は、便秘からきているものでした。
 牧師の方々に祈っていただき、私も共に祈りました。
 「お腹の痛みを止めてください。たまっている便が出ますように」と。
 祈ってしばらくすると、娘はトイレへかけ込み、その後出てきた時には、すっきりとした顔と、すっきりとした体調にもどり、無事に元気にイスラエルへ向かって出発することができました。

神さまは祈りに答えてくださった

 イスラエル派遣中に、またこのような状態になっては大変だと思い、「毎日、便がでますように。便秘で苦しまないように。病気にならないように」と、毎日、毎朝、娘と共に、心を合わせて必死で祈りました。
 その祈りを神さまは聞いてくださって、派遣中、毎日、便が出て元気に過ごすことができました。
 今まで、毎日便が出るということはなかったので、私たちはびっくり、驚きました。
 そして、ガリラヤ湖のホテルのトイレの中で、私と娘は神さまを褒めたたえ、喜び、感謝をささげました。

神さまが導いてくださった祈り

 しかし、その後にふと気が付いたことがありました。
 私たちが必死になって祈っていたのは、このイスラエルチームの期間だけのことを求め、派遣中便秘で苦しまないようにと、期間限定の祈りをしていたのです。
 「違う!この派遣中だけではなく、長い間苦しんだ便秘が、完全にいやされることなんだ!」と思い、この日から祈りが変わりました。
 「イスラエル派遣中、毎日便が出ますように。帰国後も毎日便が出ますように。便秘を完全にいやしてください」
 この祈りは、神さまが与えてくださった信仰による祈りへと導かれ、すでに受けたという信仰が与えられていきました。
 「だからあなたがたに言うのです。祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります」 (マルコの福音書11章24節)

便秘が完全にいやされた

 イスラエルから帰ってきてしばらくの間は、ばたばたと忙しい日々を過ごしていたため、娘の便秘のことはすっかり忘れてしまっていました。
 そんなある日「お母さん知っている?私ね。イスラエルから帰ってきてからも毎日きちんと便が出ているよ!便秘が完全にいやされてるよ!」と、娘が言ってきたのです。
 私は忘れていましたが、神さまはすでにいやしてくださっていたのです。
 気付くのが遅かったけれど、神さまは本当に真実なお方です。
 10年間という長い間の便秘でしたが、神さまが神さまの時にいやしてくださいました。
 今回、神さまは、私たち親子に、真に求めること、祈ることを教えてくださり、信仰を用いることを教えてくださいました。
 生きて働き、いやしてくださった神さまに心から感謝します。
 全ての栄光を主にお帰しいたします。

 「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます」(マタイの福音書7章7節、8節)


匹田千久美 (み声新聞 711号掲載)

                                            


 

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